Nanpinia_EURUSD(ナンピニア・ユロドル)の検証その2になります。
このEAに惹かれる。
このEAで一発、狙えると思うんですよね。
この記事は、私が大好きなNanpinia_EURUSD (ナンピニア・ユロドル)の第二弾の検証になります。
下が、1999年から2020年までのバックテストになります。

目次
- 1 Nanpinia_EURUSD (ナンピニア・ユロドル)の過去の利益とドローダウン(pips)を振り返る(2005年から2020年)
- 1.1 2005年 利益約23万円 最大DD-815
- 1.2 2006年 利益約18万円 最大DD-953
- 1.3 2007年 利益約20万円 最大DD-578
- 1.4 2008年 利益約53万円 最大DD-1508
- 1.5 2009年 利益約91万円 最大DD-1479
- 1.6 2010年 利益約62万円 最大DDー1431
- 1.7 2011年 利益約31万円 最大DD-2292
- 1.8 2012年 利益約23万円 最大DD-1712
- 1.9 2013年 利益約8万円 最大DD-1322
- 1.10 2014年 利益約15万円 最大DD-1056
- 1.11 2015年 利益約63万円 最大DD-1294
- 1.12 2016年 利益約-2万円 最大DD-2273
- 1.13 2017年 利益約11万円 最大DD-1632
- 1.14 2018年 利益約3万円 最大DD-1196
- 1.15 2019年 利益約7万円 最大DD-557
- 1.16 2020年 利益約28万円 最大DD-1155
- 2 まとめてみました。
- 3 このEAが使いたい方
Nanpinia_EURUSD (ナンピニア・ユロドル)の過去の利益とドローダウン(pips)を振り返る(2005年から2020年)
2005年 利益約23万円 最大DD-815

後ろの薄く見えるチャートは、2005年の1年分チャートを重ねてみました。
この年の経済成長率は、+1.7パーセント
合計特殊出生率が1.26と過去最低の出生率になりました。
大きなDDがなく、右肩上がりのグラフです。
2006年 利益約18万円 最大DD-953

この年の経済成長率は、 1.4パーセント
日銀が量的緩和策とゼロ金利を解除しました。
落差があるDDですが、1万通貨あたり最大10万円くらいのDDとなります。
2007年 利益約20万円 最大DD-578

この年の経済成長率は、1.7パーセント
高齢化率が21パーセントを超えました。
郵政民営化の誕生の年でもあります。
きれいな右肩上がりのグラフです。
2008年 利益約53万円 最大DD-1508

経済成長率-1.1パーセント
リーマンショックで世界経済の大ピンチを迎えた年でした。
衝撃的な経済状況のなか、きれいな右肩上がりのグラフです。
2009年 利益約91万円 最大DD-1479

経済成長率-5.4パーセント
日経平均株価が7054円とバブル後の最安値を記録
相変わらず、きれいな右肩上がりのグラフです。
2010年 利益約62万円 最大DDー1431

経済成長率が4.2パーセント
ゼロ金利の復活の年
かくかくしている、グラフになりました。
含み損を長期間保有しないのが、このナンピンEAの利点だと思いますが、かくかくしているグラフは、一時的なポジションを一気に決済したところだと思います。
2011年 利益約31万円 最大DD-2292

経済成長率が-0.1パーセント
東日本大震災が起こった年
円が一時1ドル75円を記録した年
ボラティリティがある年です。
最大DDを記録した年になります。
2012年 利益約23万円 最大DD-1712

経済成長率が1.5パーセント
アベノミクスが開始された年
この年もボラティリティがあった年
きれいな右肩上がりのグラフに見えて、DDは18万円くらいを記録しています。
2013年 利益約8万円 最大DD-1322

経済成長率2.0パーセント
日銀が異次元の金融緩和
安定していない年です。
2014年 利益約15万円 最大DD-1056

経済成長率が、0.4パーセント
消費税が8パーセントに引き上げられた年
ボラティリティが狭い年みたいです。
2015年 利益約63万円 最大DD-1294

経済成長率が、1.2パーセント
ギリシャ危機、米FRBがゼロ金利政策を解除した都市
2016年 利益約-2万円 最大DD-2273

経済成長率が、0.6パーセント
日銀が、マイナス金利を導入した都市
グラフと利益が一致しないのは、なぜか・・・検証した唯一のマイナス損失の年
2017年 利益約11万円 最大DD-1632

経済成長率が、1.9パーセント
トランプ政権が発足した年
2018年 利益約3万円 最大DD-1196

経済成長率が、0.8パーセント
取引数が少ない年です。
2019年 利益約7万円 最大DD-557

経済成長率が、0.5パーセント
令和の年
2020年 利益約28万円 最大DD-1155

コロナ危機の年
理想のグラフだと思います。
まとめてみました。
Nanpinia_EURUSD (ナンピニア・ユロドル)と、VIX指数等の関係
(0.1ロット=1万通貨)
損益約(円) | 最大DD(pips) | VIX指数 | 主な出来事 | |
2005 | 23万 | 815 | 18.5 | 世界各地でテロ勃発 |
2006 | 18万 | 953 | 23.8 | 日本ゼロ金利解除 |
2007 | 20万 | 578 | 37.5 | 米サブプライム問題 |
2008 | 53万 | 1508 | 89.5 | リーマンショック |
2009 | 91万 | 1479 | 57.36 | 欧州債務危機発生、日経平均株価7054円記録 |
2010 | 62万 | 1431 | 48.2 | 日本ゼロ金利復活 |
2011 | 31万 | 2292 | 48 | 東日本大震災、シリア内戦勃発 |
2012 | 23万 | 1712 | 27.7 | アベノミクス開始 |
2013 | 8万 | 1322 | 21.9 | 日銀が異次元の金融緩和 |
2014 | 15万 | 1056 | 31 | ウクライナ内線勃発 |
2015 | 62万 | 1294 | 53.2 | ギリシャ危機 |
2016 | ー2万 | 2273 | 26.7 | 日銀マイナス金利 |
2017 | 11万 | 1632 | 17.2 | トランプ政権発足 |
2018 | 3万 | 1196 | 50.3 | 米朝が初の首脳会談 |
2019 | 7万 | 557 | 24.8 | 令和に改元 |
2020 | 28万 | 1155 | 85.4 | コロナショック |
最大利益の年は、2009年の日経平均株価が7054円を記録したときの91万円でした。
この年は、ドローダウンが抑えられていて、全体的にみて利益とドローダウンが比例しないことがわかります。
最大(DD)ドローダウンを記録した年は、2011年の東日本大震災が起こった年でした。
VIX指数と、利益やDDに関連性がありませんでした。
このEAは、ナンピンであるが、エントリータイミングが素晴らしいことと。
含み損を抱えないので、他のナンピンEAによく見られる、数か月含み損に耐えるようなストレスを感じさせないところにあると思います。
0.1ロット運用で、30万円くらいあれば運用に問題なさそうですが・・・
もう少し、リスクを保有して10万円とかでも、開始時期によっては、利益を積み重ねてロスカットにならなそうです。
安定しないスキャルピング系EAや、長期塩漬けするトラリピEAよりも資金効率がいいです。
次回は・・・このEAで・・・人柱になります。
このEAが使いたい方
このEAは、ごごじゃんで、現在15000円くらいで販売しています。
Nanpinia_EURUSD (ナンピニア・ユロドル)
しかし、15000円も払えないという方は、
EA-BNAKに登録すると無料で使えます。
(口座に紐づけするので、EA-BANKに利益がいきますが、使っている人にデメリットはありません。)
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